ハングル検定3級対策講座

 

第1回  発音問題を制して<伝える韓国語>へ

3級語彙ダントツ化計画  ―自由自在な韓国語のために―(1)

 

 「発音問題」では、これまで学習してきた、3級で問われる、全ての基礎的発音変化を、発音規則を体系づけている‘ある法則’によって総整理し、あらゆる発音変化の問題に対応できる練習を重ね、正確な発音で「伝える韓国語」にもつなげるよう演習します。

 

 そして、この第1回と第2回の「語彙問題」は、基本的に‘知っているか知らないか’で決まる問題ですので、お持ちの「トウミ」をはじめとした参考書類を使い、独学で対策ができる中、ここでは、選択肢中に知っている語彙と知らない語彙がある場合に、その状況をどう生かすかを中心に、語彙問題のより効果的な解法と学習法を探っていきます。さらに、日本語訳だけでは、それぞれの違いや正答不正答の理由がなかなか見えにくい接続表現問題について、[韓国語文法]と、日本語や諸外国語にも通じる[論理]によって、真の理解を目指し、効果的な解法を探っていきます。

第2回  語彙力・語法力徹底チェック  ―翻訳問題を通じて―

3級語彙ダントツ化計画  ―自由自在な韓国語のために―(2)

 

 「翻訳問題」では、全てマーク式で、知識系問題という性格が強い翻訳問題を、韓国語と日本語の‘似て非なる部分’に注目しながら、自分の手で翻訳できる力の養成し、マーク式の問題を全問正解するレベルに引き上げていきます。

第3回  短文で再チェックする語法・文法

 

 最近ごぶさたの短文正誤問題ですが、当校では、この形式は3級レベルの総合力を測るのにとてもよい問題形式だと考えています。

そこで、その長所を活かし、筆記・第3問の接続表現問題にも対応できるよう、日本語と酷似しているところから埋もれてしまいがちな、‘韓国語本来の姿や文の流れ’を「論理」の観点で見ながら、短文正誤で、3級語彙の語法(単語の使い方)と文法を再チェックしていきます。「暗記することだけが外国語学習ではない」という、製作者の思いが込められた回です。もちろん問題文中で語彙力も確認します。

第4回  ―豊かな韓国語会話を目指す―  会話文問題解法

 

 会話文問題は慣用表現(よく使われる表現)が集まって出ているのだから、慣れが必要であるという考え方を変え、日本語や諸外国語にも通じる「会話の原則」を積極的に用いて、分からない単語があっても答えられる演習をしていきます。ここでも、会話形式の文章によって、語法・文法を再チェック・総整理します。

第5回  文章問題解法  ―‘文を読む’について考え直してみる―

 

 普段の読みとは違い、正答を出すために読むとはどういうことかを考え直す機会にします。本試験同様、文章形式と会話文形式の両方を用いて、語彙力などの知識や、こなした数などの経験に依存せずに、韓国語を駆使する足がかりとしての正確な読みと、

短時間で済む確実な解法を研究していきます。‘試験問題を読むこと’についての見方・考え方を、根本からガラリと変えていきましょう。

第6回  聞き取り問題演習  ―試験問題リスニングのポイント―

 

 3級の各問題での、2度の朗読を活かす聞き取り方やメモの取り方、そして聞き取り試験の受け方の根本を研究していきます。

あと、知識系問題である、日訳問題や韓訳問題は、今一度語法・文法を‘音で’確認します。試験を受ける前に、適切なやり方をトコトン知り尽くして練習し、今持っているリスニング力以上の得点をして、最終的には全問正解までをも勝ち取るための学習をしましょう。

‘試験問題を聴いて解答する’ポイントを掴んで、いざ試験会場へ!

 

 各回の問題は、第36回で改訂された本試験の形式に準拠しています。

通信添削では、全6回、問題をお送りし、6ヶ月以内で解答と解答理由(なぜその選択肢を選んだか)を提出していただいて添削し、解説を添えてお送りします。一応6ヶ月という期間を設定しておりますが、最速1ヶ月半で修了していただけます。

そして生レッスンでも、ただ皆さんで一緒に答え合わせをし、講師が解説をするだけでなく、特に語彙力・語法力などの知識量だけでは解けない、いくつかの解法を経た解答を必要とする問題などでは、解答理由を討論し、合格のために必要な、知識と技能の適切な使い方などを一緒に考えて話し合いながら身に付けます。

お互いの勉強の仕方などの情報交換もジャンジャンやりましょう。

 

 3級では、時間的に短い中で解答しなければならないので、場合によっては準2級以上の試験より、いわゆる‘要領’が必要になります。

それは試験テクニックとも申し上げられますが、だからといって特別なものではありません。韓国語や日本語に限らず、「言葉を理解すること・使うこと」の根本に立ち返り、韓国語が使えるようになるための‘当たり前の事’によって解法を探っていきます。それが結局は、試験テクニックとよばれる解法になるのです。

 基本的な韓国語力を鍛えられるだけ鍛え、「伝える韓国語」「生きた韓国語」のために、韓国語学習の仕方の見直しもしながら、日本語訳による解釈だけで終わらない、揺るぎない基礎韓国語運用力をご一緒に養っていきましょう。

  前のページにもどる